2008年07月21日
金魚すくいの金魚はすぐ死ぬか?

こんな経験はありませんか?
金魚すくいで金魚を取って帰ってきた!(^^
1.バケツに水を満タンにする
2.袋から金魚を入れる
3.餌をやる
すると、元気に泳ぎ回り、餌も食べている。
ところが、翌朝、全滅・・・・。
金魚のために、いろいろしたのに・・・。
というようなパターンが多いのではないかと思います。
実際のところ、どうなんでしょうか?
1.水道水のカルキは、人間には殺菌剤でも、金魚には猛毒です。
カルキ抜きしていない水は、厳禁なのです。カルキ抜きを入れるか、井戸水を使いましょう。
ただ、井戸水は酸素をほとんど含んでないので、エアレーションが必要です。
2.金魚は変温動物で、水温が急激に変化すると、体温の調節ができず死んでしまいます。
急激に5℃変化すると、ほぼ致命的です。
元気に泳ぎ回っているように見えたのは、苦しんでもがいていたかもしれません。
袋を入れる水に最低1時間浮かべて、水温をあわせてから、少しずつ水を混ぜ、水質に慣れさせてから容器に移します。
このとき、金魚を手ですくって、袋の水は容器に入れないようにします。
3.金魚を他の水槽に移動するだけで、水質が変わり、ストレスを感じています。
金魚は胃がないので、ストレスを感じるとすぐに消化不良を起こし、腸内にガスが溜まり
ひっくり返ったりして死んでしまいます。
外から来た金魚なら、通常、最低丸一日は餌を絶ちます。底をつつくとか、餌を探す動作をし始めたら少しずつ与えます。
金魚のために「よかれ」と思ってやっていたことが、実は最悪のことばかりだったのです。
金魚すくいで追い回されて、ただでさえ疲れきってるところへ最悪のことをしていたのです。
でも、上記のことだけでも気をつければ、すぐ死んでしまう可能性は、相当減ります。
私が金魚にはまったのも、上の経験をして、かわいそうで、悔しかったというのも大きな理由ですね。
金魚入門編、みたいなことも書いていってみようかな・・・。
Posted by かず at 22:47│Comments(0)
│金魚