2008年07月18日
割り箸はエコじゃないのか?
折箱屋であり、昔から割り箸も販売していた関係から、現在でも割り箸メーカーとの付き合いがある。
最近のマイ箸ブーム。
ちょっと浮かれ気味みたいな雰囲気はあるものの、エコという視点からは、いい着眼点と思う。
マイ箸のお客様○○円値引き、などに釣られて、遠くに食事に行くパターンは、ちょっといただけないが・・・。
しか~し!!!!!
史上最悪の悪者のように叩かれまくっている割り箸!
本当に、環境破壊なのだろうか?
割り箸は、古い歴史を持っている。
「利久」という割り箸は、千利休が考案した「卵中(らんちゅう)」を後に割り箸にしたもので、両端が細く、真ん中が太い。
現在でも、割れていないものを「利久」、最初から割っているものを「卵中」と呼ぶ。
なぜこんな古い話をするのか、というと。
実は、こういう時代から割り箸は存在していたのである。
そして、割り箸は、いい木を作るために行われる間引き(間伐)から発生した間伐材や、板や柱などを取った後の使い道が無い端材などから作られていたのである。
ということは、割り箸は大昔からある、エコ製品だったといえるのではないだろうか?
中国産のものは、白樺、竹製品だが、再生の早い竹はともかく、割り箸にするために伐採している白樺は、環境破壊と言われても当然だろうと思う。
杉、ヒノキ、エゾ松で作られている、国産(まだあるのです!)の割り箸は、今も変わらず、端材、間伐材から作られている。
つまり、大雑把に言うと、国産のものであれば、エコな製品といえるのだ。
しかし、コストはかかると思うが、間伐材を加工技術を駆使すれば他の用途にも使えるだろう。
割り箸に間伐材を使用することは、完全にエコとはいえないのかもしれない。
なぜ突然こんな話をするのかというと、安い中国製の割り箸に押されたため、間伐材の需要が減った。
間伐材は、まっすぐに成長させる必要が無いため、枝打ちをしていないために節が多い。
そして、丁寧な伐採をしていては、手間がかかりすぎるため、どうしても木が傷んでしまう。
間伐材を利用するには、まず利用できる状態に加工しなければならないため、手間とコストがかかる。
割り箸にするために伐採した白樺を、安い人件費で生産している中国製割り箸に、対抗できるはずが無い。
その結果、間伐材が売れなくなり、全国的に林業が大打撃を受けているのだ。
現実に、杉やヒノキの林が荒れてきており、日本の林業そのものが危うい状況になってきているのだ。
このままいくと、国産の杉やヒノキの柱などは、なくなってしまうかもしれない。
昔からある産業は、それぞれの産業のバランスの上に成り立っていたという証拠になると思う。
私自身、マイ箸は進めていくべきと思っている。
しかし、こういう風に考えていくと、マイ箸を単純にもてはやす前に、本来エコ製品だった割り箸を、環境破壊のトップバッターにしてしまった原因はなんなのかを考えてみることも大事ではないだろうかと思ってしまうのである。
ひとつの事象の原因を考えるようにすることで、いろんなエコ対策の発想が生まれてくるかもしれない。
最近のマイ箸ブーム。
ちょっと浮かれ気味みたいな雰囲気はあるものの、エコという視点からは、いい着眼点と思う。
マイ箸のお客様○○円値引き、などに釣られて、遠くに食事に行くパターンは、ちょっといただけないが・・・。
しか~し!!!!!
史上最悪の悪者のように叩かれまくっている割り箸!
本当に、環境破壊なのだろうか?
割り箸は、古い歴史を持っている。
「利久」という割り箸は、千利休が考案した「卵中(らんちゅう)」を後に割り箸にしたもので、両端が細く、真ん中が太い。
現在でも、割れていないものを「利久」、最初から割っているものを「卵中」と呼ぶ。
なぜこんな古い話をするのか、というと。
実は、こういう時代から割り箸は存在していたのである。
そして、割り箸は、いい木を作るために行われる間引き(間伐)から発生した間伐材や、板や柱などを取った後の使い道が無い端材などから作られていたのである。
ということは、割り箸は大昔からある、エコ製品だったといえるのではないだろうか?
中国産のものは、白樺、竹製品だが、再生の早い竹はともかく、割り箸にするために伐採している白樺は、環境破壊と言われても当然だろうと思う。
杉、ヒノキ、エゾ松で作られている、国産(まだあるのです!)の割り箸は、今も変わらず、端材、間伐材から作られている。
つまり、大雑把に言うと、国産のものであれば、エコな製品といえるのだ。
しかし、コストはかかると思うが、間伐材を加工技術を駆使すれば他の用途にも使えるだろう。
割り箸に間伐材を使用することは、完全にエコとはいえないのかもしれない。
なぜ突然こんな話をするのかというと、安い中国製の割り箸に押されたため、間伐材の需要が減った。
間伐材は、まっすぐに成長させる必要が無いため、枝打ちをしていないために節が多い。
そして、丁寧な伐採をしていては、手間がかかりすぎるため、どうしても木が傷んでしまう。
間伐材を利用するには、まず利用できる状態に加工しなければならないため、手間とコストがかかる。
割り箸にするために伐採した白樺を、安い人件費で生産している中国製割り箸に、対抗できるはずが無い。
その結果、間伐材が売れなくなり、全国的に林業が大打撃を受けているのだ。
現実に、杉やヒノキの林が荒れてきており、日本の林業そのものが危うい状況になってきているのだ。
このままいくと、国産の杉やヒノキの柱などは、なくなってしまうかもしれない。
昔からある産業は、それぞれの産業のバランスの上に成り立っていたという証拠になると思う。
私自身、マイ箸は進めていくべきと思っている。
しかし、こういう風に考えていくと、マイ箸を単純にもてはやす前に、本来エコ製品だった割り箸を、環境破壊のトップバッターにしてしまった原因はなんなのかを考えてみることも大事ではないだろうかと思ってしまうのである。
ひとつの事象の原因を考えるようにすることで、いろんなエコ対策の発想が生まれてくるかもしれない。
Posted by かず at 10:23│Comments(6)
│エコの関連話
この記事へのコメント
かずさん
こんばんは。
いろいろな面から見るって、囲碁的やなあと思います。
地と厚みみたいな。
しかし、今は、間伐材まだまだ量少ないみたいです。
間伐材割箸つくってるとこに、うちにいくらで回せるか聞いてみたら、回すだけ木がないって言われてしまいました。
こんばんは。
いろいろな面から見るって、囲碁的やなあと思います。
地と厚みみたいな。
しかし、今は、間伐材まだまだ量少ないみたいです。
間伐材割箸つくってるとこに、うちにいくらで回せるか聞いてみたら、回すだけ木がないって言われてしまいました。
Posted by たみ家
at 2008年07月18日 22:38

たみ家さん、こんばんは。
間伐材が豊富じゃないくらい、林業が圧迫されてるって状況です。
ある企業が北海道で製箸工場を新規オープンさせました。
採算が合うかどうかむずかしいところですが、このままだと林業がすたれてしまう、という危機感からだそうです。
知らないところで、とんでもない状況になってしまっていたんですね。
間伐材が豊富じゃないくらい、林業が圧迫されてるって状況です。
ある企業が北海道で製箸工場を新規オープンさせました。
採算が合うかどうかむずかしいところですが、このままだと林業がすたれてしまう、という危機感からだそうです。
知らないところで、とんでもない状況になってしまっていたんですね。
Posted by かず
at 2008年07月19日 00:11

かずさん
おはようございます。
県内の製造業者がぼやくに
林に手が入らないから、間伐材も太陽の方向に向かって、狭い床を曲がりくねりながら伸びるので、材にしにくかったりするそうです。
それで、
3割は使う前から捨てるしかないってことになると言ってました。
たみ家は、行くことはありませんが、リアル碁会所もいかれてるんですか?
過去、10年間に2回ほど行ったことがあります。
瓦町駅の近くの星川プロがやってるとこは、充実してるみたいですね。
おはようございます。
県内の製造業者がぼやくに
林に手が入らないから、間伐材も太陽の方向に向かって、狭い床を曲がりくねりながら伸びるので、材にしにくかったりするそうです。
それで、
3割は使う前から捨てるしかないってことになると言ってました。
たみ家は、行くことはありませんが、リアル碁会所もいかれてるんですか?
過去、10年間に2回ほど行ったことがあります。
瓦町駅の近くの星川プロがやってるとこは、充実してるみたいですね。
Posted by たみ家
at 2008年07月20日 06:49

たみ家さん、おはようございます。
収入にならないから、林に手を入れなくなるんですよね。悪循環ですね。
なんとか回復してくれるといいんですが・・・。
リアル碁会所は行くことがないですね。
とりあえず、時間がないです。
星川プロの碁会所は、どういうところなのか知らないですが、どの種目でも同じですが、天狗アマが嫌なんですよね。(^^;
そういう人が仕切っていない碁会所ならいくかもしれません。というより、行ってみたいもんだと思ってます。
しかし、自営しながらなんで、時間が取れないです。観音寺からでは、ちと遠い。(^^
収入にならないから、林に手を入れなくなるんですよね。悪循環ですね。
なんとか回復してくれるといいんですが・・・。
リアル碁会所は行くことがないですね。
とりあえず、時間がないです。
星川プロの碁会所は、どういうところなのか知らないですが、どの種目でも同じですが、天狗アマが嫌なんですよね。(^^;
そういう人が仕切っていない碁会所ならいくかもしれません。というより、行ってみたいもんだと思ってます。
しかし、自営しながらなんで、時間が取れないです。観音寺からでは、ちと遠い。(^^
Posted by かず
at 2008年07月20日 08:59

こんにちは。
確かに、観音寺では遠いですね。
一回しか行ったことありませんが、引退した元日本棋院だったか関西棋院のプロ8段か9段がやってて、息子が三人もプロになった人ですから、天狗アマで偉そうなことが言える雰囲気ではなかったです。
席料は800円ぐらいだったと1年ぐらい前にたまたま覗いて、おぼろげに覚えてますが、自信はありません。
たみ家ももし、商売してなくて、やれる環境があるなら、そこでしてみたいです。
わたし、碁とかしたいけど、ある意味だめなんです。
やりだしたら、歩きながらとか、買い物しながら、「あのとき、あれはどうだった」とか、「ああしとけばよかった。」とか思いながら、買い物ほんとにし忘れてしまうことがります。
ところで、自営って何をされてるんですか?
確かに、観音寺では遠いですね。
一回しか行ったことありませんが、引退した元日本棋院だったか関西棋院のプロ8段か9段がやってて、息子が三人もプロになった人ですから、天狗アマで偉そうなことが言える雰囲気ではなかったです。
席料は800円ぐらいだったと1年ぐらい前にたまたま覗いて、おぼろげに覚えてますが、自信はありません。
たみ家ももし、商売してなくて、やれる環境があるなら、そこでしてみたいです。
わたし、碁とかしたいけど、ある意味だめなんです。
やりだしたら、歩きながらとか、買い物しながら、「あのとき、あれはどうだった」とか、「ああしとけばよかった。」とか思いながら、買い物ほんとにし忘れてしまうことがります。
ところで、自営って何をされてるんですか?
Posted by たみ家
at 2008年07月20日 10:10

たみ家さん、こんにちは~。
なるほど、そういう環境の碁会所なら、雰囲気はいいかもしれないですね。
買い物し忘れるくらいじゃないと、強くはなれないですよ。
私など、打ってる最中に、他のこと考えてますから。(^^;
本業は折箱屋です。花見とか、婚礼の木の弁当箱です。
そのほか、関連の製品を扱ってます。
なるほど、そういう環境の碁会所なら、雰囲気はいいかもしれないですね。
買い物し忘れるくらいじゃないと、強くはなれないですよ。
私など、打ってる最中に、他のこと考えてますから。(^^;
本業は折箱屋です。花見とか、婚礼の木の弁当箱です。
そのほか、関連の製品を扱ってます。
Posted by かず
at 2008年07月20日 12:12
